代表あいさつ

　近年の食をめぐる環境は、食品流通のグローバル化、健康意識の高まり、廃棄食品の不正流通など食品の安全・安心についての消費者の関心は非常に高くなっております。
　国内においても食品衛生管理の国際標準化に向け、HACCPに基づく衛生管理が制度化され、食品事業者の管理対象が「衛生」から「安全」へと変化してきています。食品業界の皆様におかれましては、ますます責任が重くなり、心の休まることのない日々であろうと推察いたします。
　弊社は、平成16年に起業し、平成21年に北海道内初の民間登録検査機関として、微生物検査部門について、厚生労働大臣の登録を受け、高い信頼性、より正確・迅速をモットーに検査を行い、食の安全・安心の推進に中立・公正を旨として微生物検査・放射性物質検査を中心に各種サービスを提供させて頂いております。
　平成28年4月には「健康」をも視野に入れた新事業「栄養成分分析等の理化学検査」を開始し、2021年には放射性物質試験部門において、JIS Q 17025:2018（ISO/IEC 17025:2017）試験所認定(認定番号：RTL04920)を受け、国際的な信頼性が認められた試験を実施できる試験所となりました。 引き続き、検査機関として適切な精度管理と業務管理を行うとともに衛生コンサルティング等も併せて高品質なトータルなサービスを提供すべく社員一同精励し、検査業務を通じて地域社会に貢献できるよう努めてまいります。今後もこれまで同様のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

株式会社札幌市中央卸売市場食品衛生検査センター
代表取締役　水嶋　好清